こんにちは、境順子です。
鉢植えでいただいた藤を地植えして3年。
今年、ついに花が咲きました。
時間が経つことには、無常さもありますが、
こうして待ったぶんだけ感じられる喜びもあるのだな、とあらためて思いました。
そんな私は先月、ついに50歳になりました。
そして、社長就任20年目です。
想像していた50歳は、もう少し“大人”だった気がするのですが(笑)
20年という時間を思うと、本当に長かったような、あっという間だったような、不思議な感覚です。
今月は、そんな節目のなかで、自分自身を振り返ってみたいと思います。
(興味ない方はどうぞスルーいただき、最後のお知らせだけ見てね(笑))
今月もよろしくお願いします🍀
30代 ― 未熟でも、決める
30代の頃を思い返すと、とにかく必死でした。
もちろん今も、試行錯誤でドタバタしているのは変わりません。
このブログでも、つい「必死です」と書いてしまいます(笑)
でも、あの頃とは少し違う気がしています。
同じ“必死”でも、質感が違う。
そんな気づきも、大事にしたいと思います。
30代前半。
私は社長になり、そして母になりました。
経営改善というミッションに向かって、ただまっすぐ進む毎日。
会社でも家庭でも、「チームづくり」が何より大切でした。
正解なんてわからない。
決断をどう伝えればいいのか。
本当に理解しているのか、理解されているのか。
何ひとつ自信はありませんでした。
それでも止まってはいられないから、考えを打ち明け、とにかくやってみる。
そんな毎日だったことを、今でも鮮明に覚えています。
経営、資金、組織――。
少しでも良い方向へ向かう可能性があるなら、そこへ向かって決断する。
生傷は絶えませんでしたが、勇気をもって、全力でいろんなことに挑戦させてもらいました。
今振り返ると、巻き込まれた社員のみんなや関係先の皆さんが、本当にすごかったと思います。
私と本気で喧々諤々してくれた仲間たち。
そして、家族の覚悟にも支えられていました。
30代後半になると、少しずつ業界の場にも出るようになりました。
男性ばかりの環境のなかで、「女性だから」という見られ方への違和感。
一方で、“女性だからこそ”期待される役割もありました。
世の中では、「女性活躍」という言葉が追い風のように掲げられ始めた頃。
でも私は、どこか戸惑っていました。
相談できる先輩も少ない。
素敵な先輩方も、自分で体当たりし、自分で恥をかき、自分で考えながら道を切り拓いてこられた方ばかりでした。
私も気づけば、そんな試行錯誤を公共の場でずいぶんさらしています(笑)
でも今思えば、それも必要な時間だったのだと思います。
社会のなかで、自分は何のために存在しているのか。
たくさん考えました。
何より、かっこ悪くても、不器用でも、会社や家族と向き合い、自分の足で歩いた道なので。
その時間を、私は大切にしたいと思っています。
ただ――
これからの時代のロールモデルとは、言えませんね😉
40代 ― 「私らしさ」を引き受ける
40代は、また少し違う時間でした。
会社としても、私自身としても、
「これまでの理想や正解」を見直していく時間。
社長として。
母として。
一人の人間として。
「全部を世間並みにうまくやろう」とすることを、少しずつ手放していきました。
理想を追いかける努力だけではなく、
長く続けていくために、“私らしいやり方”を受け入れていく。
そして、一緒に働く人たちも、それぞれが“ありたい自分”で切磋琢磨できる会社でありたい。
そんなふうに思うようになりました。
とはいえ、自分の中にも多様な面があります。
正直、「私らしさ」を扱うのは、なかなかやっかいです(笑)
組織としてのもどかしさもありました。
怖さもありました。
もちろん完成するわけではありません。
それでも、“集中と選択”を繰り返しながら、限界の痛みを引き受けていく。
その分だけ、自分が本当に向き合うべきものも、少しずつ見えてきた気がしています。
だから40代の“必死”は、30代の頃とは少し違いました。
試行錯誤のなかにも、どこか冷静さがあった。
視点をずらし、くすっと笑うことも覚えた。
つまずきながらも、その時間だからこそ見える景色がある。
今は、そんなふうにも思えるのです。
「正解を探す」から「正解にしていく」へ
この20年で、一番変わったのは「学び方」かもしれません。
若い頃の私は、「正解」を探して学んでいました。
でも今は、以前より少しだけ、
「自分で選んだ人生を信じてみよう」と思えるようになりました。
今は、「自分で選んだ道をどう“正解”にしていくか?」
そんな問いから学ぶようになっています。
また、限られた時間のなかで、より広く遠くへ進むには、
“一人で学ぶ”より、“一緒に学ぶ”ことが大切だとも感じています。
誰かと問いを持ち寄りながら。
違う視点に触れながら。
未完成なまま進んでいく。
その豊かさを、今とても感じています。
未完成だからこそ、一緒に学べる
これからは、興味や関心から生まれるプロジェクトやコミュニティを通じて、
より実験的に。
より対話的に。
より未完成なまま。
そんなふうに進んでいきたいと思っています。
MASSCOAL PARKも、完成された答えを教える場ではなく、
経験や問いを持ち寄りながら、一緒に未来を育てていく場にしたいと思っています。
年齢も立場も超えて、いろんな知恵や想いが自然に循環していく。
そんな場所になったら嬉しいです。
期待と同じくらい緊張もありますが、
これからも、マスコールと私の挑戦を温かく見守っていただけたら嬉しいです。
そしてもし、皆さんと少しでも「一緒にできること」が生まれていったなら、こんなに嬉しいことはありません。
まだまだ未完成ですし、きっとこれからも迷ったり、転んだりするのでしょう(笑)
でも、その過程ごと愉しみながら、
私らしく、マスコールらしく進んでいけたらと思っています。
藤が花をつけるまでに時間が必要だったように、
人も組織も、未完成の時間のなかで育っていくのかもしれません。
どうか皆さんには、50代の切磋琢磨を、
直接的でも間接的でも、一緒に歩んでいただけたら嬉しいです🌸
最後にお知らせです
今年も、大阪高圧ガス熔材協同組合にて、
保安・教育委員会の担当常務理事を拝命しております。
その関係で、皆さまにもぜひ知っていただきたい内容があります。
2026年4月から、高圧ガスのほとんどが
労働安全衛生法上の「リスクアセスメント対象物質」に正式追加されました。
これにより、取り扱い事業者・譲渡提供者には、「化学物質管理者」の選任が義務付けられています。
そこで今回、その選任者育成のための基本講習会を開催することとなりました。
組合員の皆さまはもちろん、消費先の皆さまにもご参加いただける内容となっています。
「うちは大丈夫かな?」
「何から対応すればいいのだろう?」
そんな方にも、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。
―――――――――――――――
【化学物質管理者講習会】
■開催日
令和8年8月6日(木)
9:30~17:30
■会場
エル・おおさか 南ホール
―――――――――――――――
ぜひ一緒に学び、より安心・安全な現場づくりにつなげていきましょう。
お申し込み・詳細は、組合事務局までお問い合わせください。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今月も毎日が、みなさまらしい良い1日となりますように✨


