こんにちは、境 順子です。
秋風が少し冷たくなり、朝の空気が澄んできましたね。
どこか背筋が伸びるような季節の始まりです。
万博閉幕までの高揚感から、
次のイベントに向けての空気感の変化の速いこと。
リズムよくスイッチが切り替わっていくような、
潔さを感じる秋です。
そして——今月の日本には、もうひとつ空気を変える出来事がありました。
日本で初めての女性首相が誕生しましたね。
政治の話はさておき、私はこのニュースを聞いて、
やっぱり特別な気持ちになっていました。
長い間、“ない”のが当たり前だったような場に、
女性が座ったという事実。
その映像を見たとき、心から思いました。
やっと風が通るんだ、と。
今月は、私なりに感じているこの秋の“気配”や“風”について、
少し綴ってみようと思います。
よろしければおつきあいください✨
いわゆる“前例が少ない”ところに、
私自身もこれまで何度も遭遇してきました。
初めは“珍しい”とされ、周囲の戸惑いを感じながら、
縁の淵でどう在ればいいのかと試行錯誤を重ねる日々です。
何をやっても「浮いてますよ」と言われることも多々(笑)
でもね、浮くって、悪いことじゃないと思うのです。
浮いている人がいないと、流れは見えない。
ふわっと浮く人がいるからこそ、空気が動くんです。
その隙間から見える景色を、私は「可能性」と呼んでいます😊
こういう風に言うと「前向きすぎる」とよく言われますが(笑)
そこにある居心地の悪さや気まずさ、
ときに痛みを感じる部分も、私は否定しません。
いろんな面を含んでいて、キラキラとは限らないもの。
そういうものこそ「可能性」なのだと思うのです。
そんな視点で見ていると、
政治がどうであっても “女性首相誕生”という事実は、
まさに「前例がない」から始まる“変化の風”。
風はすぐには形を変えないけれど、
確かに空気の流れを変えていく。
それが、社会にとっても、私たち一人ひとりにとっても
大きな意味を持つ瞬間なのだと思います。
今回の出来事をきっかけに、
「前例のないあの場所も、ありなのかも」
そう思えた若い世代が、きっとたくさんいるでしょう。
誰かが天井を押し上げてくれると、
次に続く人たちは、少し軽やかにその下を歩ける。
これまで私にとってのそんな方々の顔も浮かび、
なんだか胸が温かくなりました。
このところの私にとって秋は、
「手放しと、育ちの季節」。
木々が色づくように、私たちも変化を受け入れて、
次のステージへと熟していくタイミングです。
春からの流れで見えてきた景色が、
リズムよく変化しながら、この秋にかけて
「熟してきた」サインのようにも感じています。
国のトップに女性が立つということは、
「女性の時代が来た」というよりも、
「多様な視点で社会を育てる時代が始まった」
ということ。
それと呼応するように、当社のなかでも
それぞれのメンバーの役割が新たな変化を誘い、
「その人らしいリーダーシップ」を問い直しています。
誰かを導く熱のある導きも良い。
そして、聴く力・寄り添う姿勢・手放す勇気——
それらもまた、立派なリーダーシップの形です。
試行錯誤のなかで、私たちなりの“正解”を探りながら、
一人ひとりが自分の輪郭で光り、
場を育てていける会社へとシフトしていきたいと思います。
多様なリーダーたちが、それぞれの場所で
柔らかく風を通していく。
そんな景色が少しずつ広がっていくことを願いながら、
この秋もまた、新しい一歩を踏み出したいと思います。
秋の空気のように、澄んだ気持ちで。
変わる季節を、変わる自分を、愉しみながら。
今日もあなたらしく✨
REBONE CHALLENGE
大阪・関西万博での共創、応援をありがとうございました!!
The future is made by gas
できたておにぎりが自動製造購買できる未来へ
ウェアがいい感じに温度調節してくれる未来へ
私のための化粧品がオーダーメイドできる未来へ
たくさんの企業様と可能性をご一緒させていただきました。
ありがとうございました。