Case
こんにちは、マスコールです。
今日は、私たちの枚方工場にあるちょっとユニークな「商談室」をご紹介します。
それは、もともとエアコンの効きが悪く、真夏には屋根に水をまいて“応急冷却”していたコンテナハウス。けれど今では、炎天下でもさらりと快適に過ごせる空間へと生まれ変わりました。
その秘密は、放射冷却素材「SPACECOOL」。
電力を使わずに、熱を宇宙へ放出する“ゼロエネルギー冷却”の力です。
特殊な光学構造により、直射日光の下でも表面温度をぐっと下げることができ、空気が重たくならず、快適な空間をキープしてくれます。
社内で施工、やってみました!
屋根にはシールタイプである「SPACECOOLフィルム_白」、壁面には「SPACECOOLマグネットシート_白」と「SPACECOOLフィルム_白」を使いました。
まずはシール貼り。
「汚れをちゃんと落としてから貼ってね」と言われていましたが、
あえて掃除もせずに、そのままペタッと貼ってみたところ…
翌日には“ぺろん”と見事にめくれてしまいました。
やっぱり掃除は大事です(笑)
一方、マグネットタイプは少々ホコリがあっても平気。
しっかりと貼りつき、頼れる存在です。
本番では、壁面をきれいに拭いてから、シートとマグネットを交互に貼って「どちらがズレる?めくれる?」と実験。結果は上々。2年経った今でも、どちらもまったくズレず、しっかり固定されています。
屋根部分は凹凸のある鉄板でしたが、幅に合わせてフィルムを切りながら巻き込むように貼っていきました。高所作業で少しドキドキしましたが、思ったよりも簡単で楽しい作業になりました。
このコンテナハウス商談室では、実際に使ったSPACECOOL素材のサンプルを展示しています。
見て、触って、涼しさを体感していただけます。
最近は、現場の詰所・資材置き場・分電盤・エアコン室外機の熱対策など、さまざまなご相談をいただいています。特にマグネットタイプは、夏の気温上昇が気になる場所に貼るだけで、手軽に温度対策ができると好評です。
SPACECOOLとの出会いは2021年。
当時、SPACECOOLの現代表が大阪ガスで技術開発を進めていた際に、当社代表がこの革新的な新素材を知り、「高圧ガスの現場課題に活かせるのでは」と声をかけたことがきっかけでした。
それ以来、共に実証実験を重ね、現在は「ガスボンベの表面温度を40℃以下に保つカバー」の共同開発に取り組んでいます。現在では、高圧ガスの輸送中や置き場なども含めてさらなる検証と販売に向けて、商品化に向けて着実に歩みを進めています。
高圧ガスをお取扱いの現場の環境にあわせた実験やテスト販売も開始しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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“ものづくりとエネルギーの新しい当たり前”を、高圧ガスをお使いの現場から育ててまいります。
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