枚方工場 / 製造部 / 課長
永田さん[中途採用・1994年入社]
【デリバリーエンジニアから営業[管理職]へ】
現場が、お客様との会話が好き。それが一番「マスコール」らしいと思う。
私が入社したのは20年以上前ですけど、当時は「一人親方」みたいなドライバーがたくさんいました。みんな朝から晩まですごく働いていましたよ。それがとてもカッコよかった。私が一番若かったから「いつか追い越してやる!」とがむしゃらに頑張って、運ぶ「量」に自分の価値を見出していましたね。
時代とともに物流の世界も「量より質」に変わって行ったとき、配置転換で営業課に配属されました。そこでお客様とのコミュニケーションを学んで、今は配送の知識と営業機能を活かしたポジションでお客様と接しています。
元々私は現場が好きなんで、今でも週1ペースで休暇を取った部下の臨時対応で現場に入ることもあります。トラックを運転するのも大好きですし、お客様と話すのも楽しい。「課長」の役割としては上層部からは「そこは現場から離れろ」としかられる時もあったりして(笑)後輩や部下もそうした私の背中を見ていて、いい見本になっているようです。
知識とノウハウと、会話術も兼ね備えるから「デリバリー・エンジニア」
我が社の「配送」は、運送業のそれとは全く異なります。だいたい体力勝負の「運んで終わり」という仕事が一般的ですが、うちは「トラックドライバー」でありながら「困りごとも相談できて解決してくれる御用聞き」でもある。お客様のニーズをうまく現場で引き出すコミュニケーション力を求めているので、俗に言う「営業」と同等かもしれません。現場に入るとお客様と直接会話しやすいですし、お客様も気さくに話しかけてくれる。 「営業」ではないから、なんでも話せて相談できる。
そういう関係式をつくる役目、と言い換えられると思います。実際、私も配送と営業の両面で仕事をしてきましたし。マスコールをご指名くださるメリットはそこじゃないかと思うんです。
だから我々は「デリバリー・エンジニア」と呼んでいます。危険物を取り扱うから商品知識はもちろんですが、お客様の設備状況への理解も大事。そのうえでスタッフにはお客様の困りごとをヒアリングできる能力も磨いてもらっています。
マスコールは変革途中!社員どうしで理想の仕事環境を創るのも面白い。
いま全社あげて意識改革中で、みんな次のステージに上がるために頑張ってくれています。責任感もプレッシャーもあると思いますが、仕事を楽しそうにしているのが上司としては嬉しいですね。昔は「長時間働いたら成果が出る」という社風だったし、世論がそうだった。でも今は違います。時流に乗って「仕事も家庭も余暇もどうやって楽しむか」をみんなで考えます。部活動はないけど、ボーリングとか卓球とかゴルフとか、誰かが「やるぞ!」と言ったらみんな手をあげますよ(笑)現社長になってマスコールの仕事はもっと面白くなりました。単なるドライバーだと体力の限界が将来を不安にさせるけど、うちはスキルアップで将来設計もできるようになっています。みんなが同じベクトルで同じ「品質」を提供できるように。まだ改革の途中ですからね、これからもマスコールは変わっていくと思います。我々と一緒にこの会社を良くしてくれる人がたくさん集まるといいですよね。